50才の秋は初恋のおもいで。
昨日は暑かったけど、今日はまた秋らしい一日で
すっかりいい季節になりましたね~
台風が近くをうろついてるから、また雨か!って
ききっ!と天気予報のおっさんをにらみつけるワタシ。
おっさんをにらんだところで、天気は変わるわけないし
もう雨のうんざりをどこにぶつけていいかわからないから
おっさんにこのイライラも受け止めてもらわないとって。
なので、朝からすきーーっと秋晴れだと
いまだとばかりにふらふら散歩に行ってます。
ふらふらしながら、歩いてると
この時期はきんもくせいの香りが、どこからでもふわ~んとやってきて
いい気分にしてくれるんだけど
ワタシにはちょっとしたほろにがい思い出の香りなんですよね。
50才の今になっても、初恋ってはっきりと記憶にきざみこまれてて
すごいなって思う。
きんもくせいは、ワタシがはじめて男の子をすきになって
告白して、自爆して、失恋した、せつないおもいでの香りです。
初恋の相手、Yくんは中学一年生のときのとなりのクラスの男の子で
え~~~と、たしか小学校もいっしょだったけど、覚えてない。。。
え~~~と、隣のクラスだから、しゃべったこともない。。。
え~~~と、いつも野球帽みたいなのを深くかぶってるから、
顔もはっきりみたことないし、当然おぼえてない。。。みたいな情報です。
はあ???
今考えても、どうして彼を好きになって、思い悩んで
告白までしたのかわからないけど
なんとなく、恋愛がしたかったのかな~、中学生のワタシ。
てへへ。
と、初恋はいつの時代も未完成で、成功しないから
いつまでも記憶に残ってしまうんです。
そんな根拠のない感じではじまった恋愛だから
とうぜん、きちんとした段階をふむことなく
話もしないで告白したのでした。
たしか、、、
手紙と花と家にあったサイズの大きいウインドブレーカー。
ウインドブレーカー、て懐かしい!
あのころ、確かに流行ってたけど
しかし、
家にあった、買ったもんでもない、そして
なんかの景品で親がもらってきたようなもんを
なんで好きな子にあげるんだろ。
いや、まず人にあげないだろ。
そもそも、根本的にすべてがまちがってたわ。
あほすぎる、ワタシ。
中学生の子でも普通にもう少し考えるだろ(~_~;)
と、反省しつつも
きんもくせいのこの時期がくると
あんなふうに何も考えずに好きだっておもえる
あのころの自分がうらやましいような気もします。
ちなみに、そのウインドブレーカーは
Yくんのお母さんから
こんな高価なものはもうしわけないけどいただけませんって
Yくんから返されて
でも、このときはじめて彼と話ができたことを
返されてるのにワクワク、ドキドキしてたのを
おぼえてる、いろんな意味でかわいそうなワタシです。