女は50を過ぎてはじめておもしろくなる〜A woman does not become interesting until she is over 50〜

勉強もスポーツもがんばらず何となく生きてきた20代、心構えもなく何となく30代で結婚し、40代で何となく人生のアクがでて、50才を迎えて今。このままでいいのか、もうおそいのか、迷える50のばばあが一発奮起して自分を変える旅にでた。せまりくる老いと闘いながら、日々考えることを書きながら自分とむきあっていくブログです。

50才の秋は初恋のおもいで。

昨日は暑かったけど、今日はまた秋らしい一日で

すっかりいい季節になりましたね~

 

 

台風が近くをうろついてるから、また雨か!って

ききっ!と天気予報のおっさんをにらみつけるワタシ。

 

おっさんをにらんだところで、天気は変わるわけないし

もう雨のうんざりをどこにぶつけていいかわからないから

おっさんにこのイライラも受け止めてもらわないとって。

 

 

 

なので、朝からすきーーっと秋晴れだと

いまだとばかりにふらふら散歩に行ってます。

 

ふらふらしながら、歩いてると

この時期はきんもくせいの香りが、どこからでもふわ~んとやってきて

いい気分にしてくれるんだけど

ワタシにはちょっとしたほろにがい思い出の香りなんですよね。

 

 

50才の今になっても、初恋ってはっきりと記憶にきざみこまれてて

すごいなって思う。

 

きんもくせいは、ワタシがはじめて男の子をすきになって

告白して、自爆して、失恋した、せつないおもいでの香りです。

 

 

初恋の相手、Yくんは中学一年生のときのとなりのクラスの男の子で

え~~~と、たしか小学校もいっしょだったけど、覚えてない。。。

え~~~と、隣のクラスだから、しゃべったこともない。。。

え~~~と、いつも野球帽みたいなのを深くかぶってるから、

顔もはっきりみたことないし、当然おぼえてない。。。みたいな情報です。

 

 

はあ???

 

今考えても、どうして彼を好きになって、思い悩んで

告白までしたのかわからないけど

 

なんとなく、恋愛がしたかったのかな~、中学生のワタシ。

てへへ。

と、初恋はいつの時代も未完成で、成功しないから

いつまでも記憶に残ってしまうんです。

 

 

そんな根拠のない感じではじまった恋愛だから

とうぜん、きちんとした段階をふむことなく

話もしないで告白したのでした。

 

たしか、、、

手紙と花と家にあったサイズの大きいウインドブレーカー。

ウインドブレーカー、て懐かしい!

あのころ、確かに流行ってたけど

しかし、

家にあった、買ったもんでもない、そして

なんかの景品で親がもらってきたようなもんを

なんで好きな子にあげるんだろ。

いや、まず人にあげないだろ。

そもそも、根本的にすべてがまちがってたわ。

あほすぎる、ワタシ。

中学生の子でも普通にもう少し考えるだろ(~_~;)

 

 

と、反省しつつも

きんもくせいのこの時期がくると

あんなふうに何も考えずに好きだっておもえる

あのころの自分がうらやましいような気もします。

 

 

ちなみに、そのウインドブレーカーは

Yくんのお母さんから

こんな高価なものはもうしわけないけどいただけませんって

Yくんから返されて

でも、このときはじめて彼と話ができたことを

返されてるのにワクワク、ドキドキしてたのを

おぼえてる、いろんな意味でかわいそうなワタシです。