まる子をおもう。
拝啓さくらももこさん
ヒデキと同じくらいの驚きで
それは悲しい知らせでした。
じつはこう見えて
漫画家志望のワタシだったんで
りぼんに漫画を応募して見事に
人気漫画家になり
日本を代表するちびまる子ちゃんを
生みだしたあなたは
本当に尊敬できる同級生のような存在でした。
漫画以上に好きだったエッセイは
このケチなワタシが
単行本でそろえるくらい
何度も何度も読みたい
見本になるエッセイです。
気持ちいいくらいの本音と
ひねりのきいたおもしろさは
電車で読んでておもわず吹きだした
こともあるほど。
もっともっと、あなたの書いたものを
読みたかったな。
でもそれ以上にあなたは
漫画もエッセイも描きたかったですよね。
しばらくは悲しくて
テレビでまる子は
見れないかもしれません。
もう少し時間が経ったら
まる子を見ます。
そうして
あなたが残してくれたものを
喜べる時間を過ごすことができるかも
しれません。
まだ、今はさみしいです。
とっても。