物件さんぽ キレイだけど。つづき。

さて

本題が書いてないのにキレイだけどって

意味がわからないタイトル

もうしわけない(￣^￣)ゞ

ぶいぶい、かんちがい都会人は

市川を検索しましたが

ぬぬぬぬ。

予想どおり、千葉のひとたちが口をそろえて

市川に住んでたらお金持ちっていう

とおりの

いきなり物件単価あがるの巻。

そして当然駅からはどんどん、どんどん

離れていって

徒歩２０分くらいの物件。

どーかなー。

まあヒマだしとにかく見てみようって

不動産屋に問い合わせる。

待ち合わせた市川駅の中にやってきたのは

よくいえば、本当にがんばって

悪口いわないようにっていえば

クマオトコが転がるようにやってきた。

印象はとにかくバタバタしてて

でも、ほら、クマだから。

なんかそのバタバタもごあいきょうって

おさまる感じで

きっとコイツは今まで生きてきて

このバタバタの改善もなかったんだな、きっと。

車で現地までって、車に乗るまでも

バタバタしてて

あれ忘れただの、お待ちくださいだの

コイツの車に本当に乗っていいのかって

車で待ってるあいだに、本気で帰ろうとおもったくらい。

バタバタクマは、どこまで本当なのか

わからないくらい話をあわせてきて

話す分にはそんなにいやじゃないんだけど

話の合間にクセなのか

「おっしゃるとおりです！」

っていってにまーって笑うその顔が

きもちわるい。

それから色々「おっしゃる通り」がでると

笑うから見ないように目をそらしてた。

バタバタクマは、練馬区に住んでたことがあって

練馬でも偏差値の高い都立高校の名前をいってたんで

勉強はしてたらしく

市川の歴史や文化を語りだして

不動産屋にいるのに

市川観光ガイドとおばちゃんの図

って感じになってきた。

そこから１時間くらいクマが話し続けて

コイツは家を案内したくないのかと

疑いだした頃

やっと現地に向かったという

もう、この時点でクタクタのワタシだった。

マンションのエントランスは古いけど

いい感じのアンティークさで

へーって思ったけど

そこから階段であがって廊下を歩いてるとき

ワタシの違和感は最大になった。

というのも

どの部屋もどの部屋も

厳重なる防犯対策がドアにしてあって

もう、そこでびびってしまった。

古いマンションで、駅からの幹線道路沿いでって

いうことなんだろうけど

市川でしょ。千葉だよね。

都内ならまだわかるけど

この町は大丈夫かって気になって

すでにマイナス４０点くらい。

部屋に入ると、外の厳重な雰囲気はふっとぶくらい

キレイで明るかった。

部屋の間取り、明るさ、広さもちょうどよかった。

このマンションは、独身時代に売主さんが買ったもので

その後結婚してもずっと住んでたらしい。

奥さんも働いてたのか

部屋の汚れとか傷みはほとんどなくて

和室はほぼ使ってなかったらしく

畳もきれいだった。

マンションの外観もいいし、部屋もいいし。

でも、クマの長話のせいで

すっかり日も暮れてしまったので

次の日にもう一回見にくることにした。

駅から徒歩で歩くと

結構な長さ。徒歩２０分をなめちゃいかん。

車の多さはそんなに夕方と変わらない。

と、住人らしき親子が登場。

どこからか帰ってきて、マンションに入ろうとしてるけど

立ち止まる。

どうしたのかなーと見てると

ムスメらしき人は手にスーパーの袋を

もってて、それは〇〇袋みたいで

立ち止まって顔をつっこむムスメ。

心配そうに横のハハオヤらしきひとが

背中をさする光景をみて

このマンションないな、と

思ったわけです(-.-;)y-~~~

何がどおって、たまたま具合悪かっただけじゃんって

話だけど

こんな場面に偶然でくわすのか。

なんだかやめたほうがいいって

言われてる気がしたんで

駅から遠いってことだけで、クマオトコに電話した。

同じくらいの値段でもうちょっと駅近をさがしたいって

言ったら

そんな物件ないって、探そうともしないで

クマオトコに言われたんで

クマオトコとはこれで縁切りだわと

おもってほっておくことにした。

頭にきたんで

絶対に市川でいい物件さがすよーっと

クマオトコの「ないです」っていう言葉に

やたら闘志を燃やしてますます空回りする

ばばあなのでした。