女は50を過ぎてはじめておもしろくなる〜A woman does not become interesting until she is over 50〜

勉強もスポーツもがんばらず何となく生きてきた20代、心構えもなく何となく30代で結婚し、40代で何となく人生のアクがでて、50才を迎えて今。このままでいいのか、もうおそいのか、迷える50のばばあが一発奮起して自分を変える旅にでた。せまりくる老いと闘いながら、日々考えることを書きながら自分とむきあっていくブログです。

笑顔のうらがわ

このまえオットが面白いオススメテレビ

があるっていうんで

どれどれって見てみると

アリがすごく好きで

なんとひと部屋をありのために使って

何種類ものアリを飼育してるっていう

変わり者の番組だった。

 

 

ここで話はそれますが

この理系で根拠のないことは

すべてみとめないという

気があう仲間はいるのかというオットですが

こんなオットにもとりえはある。

何も考えずふらっと入る店がとびあがるほど

美味しくて、後で調べると有名店だったりする。

どこか入ろうっていうときは、

このときばかりはみんなだまって着いて行くって

感じになってます。

 

それと面白い番組を見つけること。

知ってたのかときくと

ガチャガチャやってたらふいに見つけた

っていう能力を発揮するオット。

わが家でどハマりして映画まで見に行った

テラスハウスもオットが夜中にテレビを見てたら

たまたまみつけたっていう

人は何か身につけようとおもって身につけたんじゃない

能力があるんだなーと

こればかりはみとめてます。

それに、考えてないほうができることが多いオット

なので

早く考えない生き方のすばらしさを

わかってほしい。

ムリだけど。

 

 

それはいいとして

そんなオットがすすめるテレビならって

見てみたら、たしかにおもしろかった。

 

よく図鑑で見るような

アリの巣を

断面が見えるように透明のハコに入れてる。

粘土かなにかでアリが気にいるように

本人が手作りしたらしい。

 

その人、名前忘れたので

アリ好き君は常に笑顔で

アリに関する質問にこたえていて

長すぎてカットされまくってて

まるで魚のことを熱心に話すさかなクンだった。

 

ここで純粋なアリオトコくんの笑顔の裏側を

探りたくなるばばあ。

あんたいったい仕事は何してるんだよってね。

 

つまりそことアリとの関係が大事っていうか。

アリ好きっていっても生活あるしね。

 

番組がアリの解説もほどほどのところで

やはりワタシのギモンのところに。

 

お仕事は?

 

よしよし、きたきたっとばかりに

聞いてると

仕事はアリです。

飼ってるアリをネットで売ってるらしい。

えええええーーーーー!

な、な、なにぃぃぃーーーー(・Д・

 

なんだよー、これを仕事っていうか

あんたの生活設計に使ってたんじゃん。

この時点であの笑顔の奥には

アリへの愛情より

アリが稼いでくれてるっていうことへの

愛情だったのかと納得した( ̄∇ ̄)

 

アリオは、子供3人の家族持ちで

よく見るとその自宅は新築の一戸建て。

アリオ、やるな。

ひと部屋くらいアリにあげても

たしかにバチは当たんないな。

なんならアリ神さまでもまつってもいいくらい。

 

 

そりゃあ笑顔になるよ。

アリ好きな青年の純粋な笑顔。

ガラガラとくずれていくの巻

 

不労所得以外にこんなに楽に

家までたてちゃう方法もあるんだって

感心してると

いよいよ商品のアリの捕獲に行くってなって

アリオはあいかわらずの笑顔対応だけど

その笑顔のウラでアリを売りさばいて

札束数えてるアリオの姿が思い浮かんでる

ゲスばばあ。

 

最初のえがおの感動はとうぜんうすれてしまった。

 

テレビ見ながら

アリに変わるなにかを腹黒く考えてると

いよいよアリの捕獲に乗りだした。

 

 

アリオは笑顔のまま、ストローを改造したようなやつで

アリを吸いこんでとるっていう。

草むらからなんとかアリを見つけて

タッパーに捕獲!

 

きゃあああああーーー。

白いタッパーに黒いアリがうじゃらいるのは

すっごい光景。

それに一番すごかったのが

アリオの腕にアリオを刺そうときたアリが

腕から手から、アリがはいまわる姿は

さすがのワタシも気持ち悪くって

うぎゃーってさけぶ。

オットも「これむりやー」

と半泣きになってるのに

 

アリオは満面の笑みになって

「刺してるけど大丈夫」みたいな

ことを余裕の笑みで言ってた。

 

そう。だからアリオは家を建てたのよね。

今日一番の笑顔でね。