傷つかない50歳。
昨日家族で話をしてるときに
聞き上手はうけながしが上手だって
話になって
よく、聞いてないだろって言われる
ワタシは
聞いてるそぶりが下手だって
ことになって
じゃあどうしてそうなるのか。
それはなにげに
相手がなにをどうして欲しいのかを
読みとる能力に
おそろしく欠けてるってことみたい。
みたい、って
人ごとですが。
ワタシはヒトの性格は
あきらかに欠点であろうことも
実は役にたっていることもあるんだって
おもうわけです。
どうにもマヌケなヒトってことで
まとめられかけたんで
最近、その能力が花開いた話を
家族に話してみた。
ある日のフィットネスの
プールでのこと。
2レーンしかつかえなくて
混み混みの状態で
こういうときは声をかけあって
ゆっくりいきたい人が、はやくいきたい人に
「どーぞ、どーぞ」
みたいにして
気分よくやるわけで。
ワタシのあとに
いかにも
「オレ、泳げるで」的な
目つきの鋭い男のひとがきたんで
「さきにどうぞ」
とワタシひと声。
無視?
いやいや、あれ?
ともう一回
「さきにどーぞー」
さっきよりちょっと大きい声で
言ってみた。
しーん。
「お、さ、き、に、どーぞおおおお」
ここで普通は無視されてることに
気づくんだけど
おばかなワタシは
なんともうひと声かけてしまい
オトコ、不快な顔でにらみかえすの巻。
え?ええええ?
むしされてたのおおおお?
いや、もっと早く気づくよ、人は。
さすがに恥ずかしくなって
すごすごプールからあがるワタシだったけど
なにもワタシは悪くないじゃん。
さて、このフクザツなモヤモヤした
きもちなんとかすぐに解決したい。
で
思いついたのは
そうか
あのオトコは中国人だったんだ。
つまり言葉がわからなくて
なんだか何回も話しかけてくる
おばさんに
「なにいうとんねん」
とにらみ返した。
ちゃん、ちゃん。
これならどっちも悪くないし
一件落着じゃん。
という話を
ガハガハとまくしたてて
話すワタシに
ほほえむムスメらと
つかれるオットが
いたのでありました。